宇宙は両目で見るのが一番

天体観測の醍醐味は、勿論、惑星観測もありますが、素晴らしい空での天の川下りにあります。白鳥座からいて座にかけての天の川、空が暗く、透明度がよければ、すばらしい眺めです。親子三人車を降りての第1声は、「 わ~!! 」 雲の様な、しかし濃淡があり、薄っすらと赤みを帯びた、子供にとっては見たことない雲でした。双眼鏡を手に、白鳥座からいて座にかけての天の川を散歩すると、星の大きさが異なるのに気がつきます。白鳥付近 グラニュ-糖の様な荒い粒の星が視野一杯、双眼鏡を南に向けていて座付近は星が粉の様に輝いてます。ガスかな?と一瞬思いますが、じっくり観測すると無数の星の集まりで、粉の様にみえます。 

☆都会のど真ん中での星雲・星団☆

就寝2時間前の癒し、春の銀河探索(NGC3169)

大都会でも楽しめます。
NGC3169-02
 C11+ジャイアントイージ-ガイダ- TS90S(OnStep駆動)EoskissX6i(天体改造)
 2023/3/13 23:01 ~ 30S×90枚合成 ISO3200  UHC フィルタ-
 Stelallarium+N.I.N.A. affinity Photo でスタック~仕上げまで
    PHD2+ガイド鏡50mm f=200 ZWOASI120MMMini     大阪府大阪市

 超光害地の真ん中なのでやはり淡い部分は写りませんが、お手軽撮影で
銀河を楽しみました。黒いバルジが良く判ります。
 直焦点撮影ではⅭ11も色々癖がありますが、12kgの筒なので28cmの割
に気楽に楽しめます。
 暖かくなってきました。遠征地では微細な模様も表現してくれると思います。

 完璧を求めると、残存収差もあり、ミラ-シフトで星も飛び跳ねますが、
趣味の世界なので気楽に楽しみましょう。

 就寝前に双眼鏡で星を眺める様な気楽な「春の銀河探索」です。

    段々露出時間が長くなってきました。超簡単、パソコン画面に露出回数を入
力するだけで終わりです。

案外写りました。大都会で撮る「NGC2903」

これだけ写ったら大阪市内でも楽しめます。
NGC2903-4
 C11+ジャイアントイージ-ガイダ- TS90S(OnStep駆動)EoskissX6i(天体改造)
 2023/2/25 23:57~ 30S×56枚合成 ISO3200  UHC フィルタ-
 Stelallarium+N.I.N.A. affinity Photo でスタック~仕上げまで
    PHD2+ガイド鏡50mm f=200 ZWOASI120MMMini     大阪府大阪市

 
天気が良かったので撮影してみました。淡い腕は写りませんね。
UHCフィルタ-を使ってますので赤に寄ってます。ノイズが目立ちます。 
 次回はフィルタ-無しで撮影してみたいと思います。
 (結果 銀河のHαが写らず見栄えしない画像となりました。)
   学生時代、自宅で撮影と言えば「103aE」でした。 
 遠征地での撮影が楽しみです。
 プレ-トゾルブ出来ない! 
 春の星座の背景は元々星が少ないのと2000mmの拡大なので視野の星が
少なくプレ-トゾルブが失敗の連続です。都会の空とUHCフィルタ-が
原因だと思いますが、諦めても「N.I.N.A.」で撮影のシ-ケンスが動いてく
れません。
結局「NGC2903」のみになってしまいました。
 次回は一旦、カメラの接続を切り導入後、再接続の流れで撮影したいと
思います。

 いつも通り「シュミカセの洗礼」は受けてます。
かに星雲
 ペテルギウスでピント調整!かに星雲に振ったらピンボケになりました。
すぐ撮影を止めるべきでした。やはり次はフォ-カサ-の整備です。
 自宅なので「癖」の洗い出しです。後、鏡筒のネジの締め忘れ
片方緩んでました。

 シュミカセ以外の筒も使っても良いのですが、同じ口径なら90Sでは
無理! 気楽な撮影なのでこのままC11で続けます。
  後、これ以上重い機材は腰がダメと言ってます。 
  
    形が崩れてきた「おまけフード」に骨組みを追加しました。
IMG_5102
 
ご近所観望会を含め人目に出る事が多く、ガラクタ感を無くすため少し
つづ補修をしてます。「おまけフード」は言い換えると樹脂を含ませた厚
紙みたいな感じなので経年劣化で固定部分が破れ、ガムテープでⅭ11に固
定してました。  
 追加で骨組み(PETG製)を作り、ネジ固定としました。PETG製なの
で変形に強く長く使えると思います。

ハッブル変光星雲 大都会での天体写真撮影 フィルタ-無し

 「ハッブル変光星雲」フィルタ-無し撮影です。
1828afe1
 C11+ジャイアントイージ-ガイダ- TS90S(OnStep駆動)EoskissX6i(天体改造)
 2023/1/19 23:33~ 30S×8枚合成 ISO3200
 Stelallarium+N.I.N.A. affinity Photo でスタック~仕上げまで
    PHD2+ガイド鏡50mm f=200 ZWOASI120MMMini     大阪府大阪市

UHC」フィルタ-で撮影すると色が偏ってしまう為、チャレンジ
してみました。
 対象が小さいと画像処理でガブリを差し引けますので何とか見れる
画像が出来上がります。
 「バラ星雲」も撮影しましたがフィルタ-無しでは何も浮かんでくれ
ませんでした。
 都会での撮影の限界が良く判ります。銀河なら何とかなりそうですね

 「OnStep」も使い慣れてきました。やはりフォーカサ-が欲しくなり
ますね。部屋の中からのプチリモ-トは最高です。
 寒さに弱い年齢なので遠征地でも暖かい車内から操作出来る様システ
ムをまとめたいと思います。
 もう少し暖かくなるまで自宅で藻掻いてみようと思います。

 「ハッブル変光星雲」は遠征地ではⅭ11+双眼装置で眼視で楽しんでま
した。28cmの口径は楽しめます。案外、懐が深い望遠鏡です。
双眼装置

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